apple varieties
Mutsu apple tree and the blue sky*
皆さんはりんごの種類を意識して購入していますか?
私は母の実家がりんご農家でしたので、
割と小さい頃から母に色々と教わったのは覚えています。
でも子供からすれば種類がどうと言われてもいまいちで、
自分が食べておいしければOKという感じでした。。^^;
アメリカは広いですので、
りんごの種類も各州や地域によっていくつもあります。
私が今まで見たものだけでも20種類は下りません。
母の実家ではフジの生産がメインでした。
アメリカにもFujiという種類はありますが、
実が大きくて蜜のたくさん入った、
みずみずしくて甘い日本のフジとは違い、
もっと小さくて蜜はほとんどありません。
日本のフジに近いものといえば、
やはりHoney crispという品種でしょうか。
見た目も似ていて、このように縦の模様が目立ちます。
Fujiよりも大きく、蜜の量もこちらが多いです。
何と言ってもみずみずしさは、
私がアメリカで食したりんごでダントツ1位です♪
水分が多い分痛みやすく、傷がつけばそこから劣化が始まります。
買って2~3日で食べるのが良いでしょう。
そしてお次はMutsu。
色もきれいでしょ^^
この日は快晴で空気が済んでいたので、
りんごの木の下を歩くだけでも本当に癒されました♪
Mutsuは私の2番目のお気に入りの品種です。
日本の陸奥りんごの味を忘れているので比較はできませんが、
実が大きくぎっしりしていて固く、
なかなかジューシーで日持ちします。
酸味もあるので焼き菓子にもとても適しています。
確か日本の陸奥は赤だった気がするのですが、
アメリカで見かけるMutsuは青りんごのみ。
私の一番はWinesapという品種なのですが、
これは11月から春にかけて出回ります。
その点Mutsuは9月末からおいしい実が出回るので、
我が家ではぶどうや梨の次に代わって常備する果物なのです。
お次はRed delicious。
これは前回お話しているので簡単に。
アメリカのマーケットで最もよく見かける種類の一つです。
ほっそりとして堀が深く、
まるでセクシーなアメリカ人女性を連想させるかのような美形さんです^^
布で拭いてあげるとピッカピカになります。
飾りとして置いておきたくなるようなりんごですが、
劣化が早く、買ってきたら3日以内に食べてほしいもの。
見た目は変わらないのですが、
実がもさっとしてしまい、そのまま食すには微妙な感じです。
日が経ってしまったらアップルソースにしたり、
スムージーに混ぜてしまうのが良いかもしれませんね。
お次は、というか今日はこれで終わりますが、
RomeとIdared。
分かりにくいですが、手前の2コがIdared。
真ん中の1コがRomeです。
この2種はよく似ていて、かわいいまん丸な形をしています。
Romeのほうが黄色(ライトグリーン)みがかった部分が多くみられます。
手前のIdaredという品種は実が白く、
味は子供の頃に食べたガムを思い出しました。
なんの成分か分かりませんが、
子供の駄菓子のりんご味の香料で、
Akaneという品種も同じような味がします。
これも買って2,3日で食べないと食感や味の劣化が早いです。
Romeも同じで、新鮮なうちに消費するのがベスト。
こちらのほうがサクッとしていて少し酸味があります。
甘さも控えめで、サラダに入れると良いそうです。
まだまだ話したいところですが、
長くなってしまったので今日はこの辺で終わります。
良い週末をお過ごしください。
Happy Halloween♪